たんぽぽ薬局情報局

たんぽぽ薬局は医療情報・システム基盤整備体制充実加算の算定薬局です

たんぽぽ薬局はオンライン資格確認を行なう体制を整備した、医療情報・システム基盤整備体制充実加算の算定薬局です。
患者さまへ薬剤情報や特定健診情報その他必要な情報を取得・活用して調剤いたします。

オンライン資格確認とは

オンライン資格確認は、マイナンバーカードのICチップや保険証の記号番号を使って、医療機関や薬局の窓口で患者の資格情報を確認するシステムです。
マイナンバーカードを使うと、特定健診や薬剤情報を閲覧可能になります。

オンライン資格確認に関する算定項目の変更

2022年10月から「電子的保健医療情報活用加算」が廃止され、「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」が新設されました。
この加算には、月1回の初診時に通常の保険証を持参した場合の4点、マイナンバーカードを使った場合の2点があります。
これにより、従来の保険証よりもマイナ保険証を使用する方が患者負担が少なくなります。

算定するための施設基準

算定するためには、電子情報処理組織を使用した診療報酬請求を行っていること、オンライン資格確認を行う体制を有していること、オンライン資格確認を行う体制を有していること、診療情報を取得・活用して診療を行うことを掲示する必要があります。

当薬局ではすべての基準を満たし算定しております。

初診時に確認・記載すべき項目

初診時には、マイナ保険証による診療情報取得に同意したか、他の医療機関からの紹介状の有無、現在の症状や通院歴、処方薬の有無、大きな病気の有無、健診の受診状況、アレルギーの有無、妊娠中か授乳中かなどを問診票に記載します。また、診療情報を取得・活用することを患者に伝える必要があります。

医療DXの推進のための特例措置

2023年1月31日、厚生労働省は「オンライン資格確認の導入・普及に関する加算の特例措置」を告示しました。2023年4月1日から2023年12月31日までの9ヶ月間、特例措置が適用されます。初診時・調剤時には、マイナンバーカードの利用なしで加算1が4点から6点、再診時には加算3が新設され2点が追加されます。また、オンライン請求を行っていない場合でも、2023年12月31日までに開始する届出を行えば加算要件を満たすとされます。

参考資料:医療情報・システム基盤整備体制充実加算の取扱いについて

まとめ

「電子的保健医療情報活用加算」が廃止され、「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」が新設されました。また、医療DX推進のための特例措置が時限的に適用されます。オンライン資格確認導入の義務化に伴い、補助が見直され、顔認証付きカードリーダーの無償提供や費用補助が拡充されます。未導入の医療機関には導入準備が推奨されます。

関連記事